しっぽを追いかけて

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Unity と猫の話題が中心   掲載内容は個人の私見であり、所属組織の見解ではありません

Blender 2.8 で入力キーを画面に表示する

※ これは 2018/12/28 Blender 2.80 Beta 時点の情報です

最新版では動作が異なる可能性がありますのでご注意ください

とりあえず Unity への Blender で作成した 3D モデルの取り込みはできましたが、今度は入力キーを画面に表示する機能を有効にしたい!

まだ Blender 2.80 には 2.79 までで用意されていた Screencast Keys のアドオンがプリインされていないようでした

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Screencast keys アドオンがない

探してみたところ、jayanam という方が近い機能のアドオンを公開されていました

www.youtube.com

こちらを利用させていただくことにします

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まずは下記の Github ページを開きます

github.com

「Clone or download」ボタン押下後、「Download ZIP」ボタン押下で zip ファイルとしてダウンロードして、任意の場所に解凍します

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ZIP ダウンロード

解凍が終わったら Blender に戻り、画面上部に並ぶタブの中の「Scripting」を選び、表示モードを切り替えます

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Scripting タブ

画面が切り替わったら、右ペイン上の「開く」ボタン押下

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ファイルを開く

次に解凍した zip ファイルの中身の「__init__.py」を選んで「テキストブロックを開く」ボタンで開きます

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init.py を開く

さらに右ペインのフォルダっぽいボタン押下で先ほどのファイルを開く画面を再度開きます

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追加でスクリプトを開く

ここで「__init__.py」と同様に他の「scv_draw_util.py」「scv_op.py」「scv_panel.py」を1つずつ選んで開くを繰り返します・・・

全部開き終えたら、右ペインのスクリプト名のコンボボックスを開いて、「__init__.py」に戻します

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スクリプト切り替え

さらに右ペインの右上の「スクリプト実行」ボタンか Alt + P キーで実行!

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Python スクリプト実行

何も変化しないように見えますが、画面上部のタブを「Scripting」から「Layout」に戻して・・・

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Layout 表示モード

「ビュー」ボタンで開くメニューの「Toggle Sidebar」を選ぶか、N キーで Sidebar を表示して、「Shortcut VUr」のタブを押下

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Sidebar の表示

すると「Start Shortcut VUr」ボタンが表示されるので押下

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入力キー表示の開始

これで機能が有効になるため、左下に押したキーが表示されるようになりました

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操作表示

Blender 2.79 までの Screencast Keys アドオンと比べると録画機能がないなど機能的にはまだまだですが、いったん説明用に入力キーを表示する用途では使えそうですね

ちなみに表示を消す場合は「Shortcut VUr」のタブの「Stop Shortcut VUr」ボタンを押せばできます

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機能の停止

スクリーンキャストの機能もやっぱりほしい・・・公式アドオンに追加されないかな~

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